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を図に示すとFig.2のようになる。以上の結果から洲本市南部地域の環境を評価すると、つぎのようにまとめることができる。
?総合的には好ましい状態に保たれた環境と言うことができる。
?由良湾内外は良好な海域東境と言うことができる。しかし、場所によっては悪化の兆しも見られるので保全の努力を必要とする。
?諭鶴羽山系の照葉樹自然林、生石一熊田海岸の藻場およびこの地域における陸一海の連続性は良好な自然環境として保全しなければならない。
?自然との共生を基本として築かれた集落・人間活動の歴史の価値は極めて高い。
(6)環境に対する市民の意識調査結果
由良地域の県境についての市民の認識・評価を知るために、地域の全所帯に13項目からなるアンケート調査を行った。有効回答数は804(有効回答率42.3%)であった。由良地域の自然環境に対する認識は、約40%の市民が優れていると評価している(同g.3参照)が、一方では、

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Fig.3 Evaluation of environment in Yura (Results of public hearing)

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Fig.4 Change of rubbish amount cast ashore in Yura (Results of public hearing)

約35%の市民が、環境の悪化に気づいている。(Fig.4参照)特に、由良湾に堆積しているゴミの関しては約半数の回答が増えたことを認識している。(Fig.5参照)また、周海域の環境や漁業生産に関して過去と比較しても悪化

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Fig.5 Change of natural environment in Yura area (Results of public hearing)

していると認識されている。(Fig.6参照)

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Fig.6 Results of public hearing on comprisonof environment in Yura and other area

日常生活における環境への配慮に関しては、かなり意識が高いものの、優れた自然である山と海との日常的な関わりがかなり希薄になっていることが判明した。(Fig.6参照)

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Fig.7 Residents’evaluation of their owndai1y life-style

 

 

 

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